えっ? どうして痛くもないのに歯医者に行くの?
そうなんです。お口の中の健康を保つためには、(1)毎日のきちんとした歯磨きと、(2)規則正しい生活習慣、そして(3)定期検診が必要なのです。
まずは下のグラフをご覧下さい。
左のグラフは、厚生労働省が発表した年齢別の歯を失う本数を表したグラフです。年齢を重ねると共に徐々に失う歯の数も多くなっていくのがわかると思います。
右のグラフは定期検診を続けた人と、痛みが出たときだけ歯医者に受診している人とで、どれだけ歯を失う本数が変わってくるかを表したグラフです。これをみれば一目瞭然のように、定期検診をうけることによって、圧倒的に失われる歯の本数が変わってくるのです。
歯をなくす原因の9割が歯周病と虫歯です。定期検診を続けることによって、お口の中を常に歯周病菌がいない状態に保ち、虫歯も早期に発見し、早期治療を行うことができます。このことが歯を失う本数を減らすことにつながっていくのです。
定期検診を続けると、高齢になっても自分の歯でしっかりと食べることができます。せっかくの楽しい食事も、入れ歯を使って食べるのと、自分の歯を使って食べるのとでは全く美味しさが変わってきます。
そしてもう一つ、歯の治療に時間と費用をかけなくて済みます。一旦虫歯の治療をはじめると、一定期間に何回も歯医者に通う必要が出てきますので時間的なロスも大きいです。また定期検診にかける費用と、虫歯や歯周病になって金属のかぶせ物や詰め物をしたりする治療にかかる費用とを比べると、定期検診にかける費用のほうがはるかに少なくて済みます。
歯を抜いたあと、入れ歯以外の方法で噛めるようにする方法として、インプラント(人工歯根)がありますが、保険がききませんので高額ですし、一生100%もつとは言い切れない部分もあります。
定期検診で行うことは、基本的に「気持ちのいいこと」です。痛いことはしません。具体的には以下のようなことを行います。
(1)自分では清掃できないところの虫歯菌・歯周病菌を取り除き、汚れを付きにくくします。歯にくっついて、薬やうがいでは取り除くことができない部分を重点的に清掃します。
(2)歯周病の進行の検査を行います。
(3)歯の清掃チェックを行います。
(4)噛み合わせのチェックを行います。
(5)フッ素などの虫歯予防処置を行います。
左のグラフは、歯周病の進行と歯ぐきの状態を表したものです。
歯周病は放っておくとどんどん悪化の一途をたどります。それとともに健康だった歯ぐきの状態もどんどん悪くなっていきます。
定期検診を受けると、歯周病の進行を留め、健康な歯ぐきの状態に回復させることができます。定期検診を受け続けることでこの健康な歯ぐきを常に維持するようにしましょう。
定期検診の日時をあらかじめお約束しておきます。万が一都合が悪くなった場合には、お電話にてお知らせ下さい。
おおよそ、年に2回~3回行います。保険診療で行えますので費用の面が気になっている患者さんはどうぞご安心ください。
その他、わからないことやご要望などがありましたら、お気軽にスタッフまでお問い合わせ下さい。
