息子の浮き輪
先日、6歳(年長)の息子が浮き輪が欲しいと泣きました。
お世話になっている保育園で海水浴に行くために持って行きたいのだという事でした。
浮き輪を買いにいってびっくりしました。
当然と言えば当然なのかもしれませんが、8月ともなれば浮き輪は売れてしまっていてほとんど残っていませんでした。
2件目に行ったお店にやっと体に合う大きさの浮き輪が1個だけありました。。。
が色は赤、ミニーマウスがついていていかにも女の子用。。。
当然息子もぜんぜんうれしそうじゃないし、見るからにテンション下がってました。
でも時間が無かったので他のお店に行く事もできず、
私は息子にこう言おうとしました。
『これしか残ってないんだもん、しょうがないよ〜。。。』
しょんぼり顔の息子を見て、はっとして言い方を変えました。
しかも店内にもかかわらず、恥ずかしながらテンション上げ上げで、
『良かったね〜、浮き輪あったよ!!!!海水浴に持っていけるね〜!!!』
すると息子の顔に笑顔がもどり、『浮き輪あって良かった!』と喜んで小脇に抱えていました。
最近、特に気をつけていたつもりでしたが、私の言葉の選び方で、危うく息子の気分を下げ下げにしてしまうところでした。
以前読んだ本の中で、コップに半分水が入っている状態を、
「水が半分しか入っていない」
と考えるのか
「水が半分も入っている」
と考えるのかでその後の表情や行動が全くかわってくる、それが積もり積もって人生に差がでる。と書いてありました。
ちょっとした表現の仕方で息子の表情が変わった事にとても感動してしまいました。
たわいもない日常の出来事でしたが、私にはプチ感動の出来事でしたので書いちゃいました!
最後まで読んだ頂いた方、ありがとうございました。
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