行動科学セミナーin大阪
遅ればせながらのセミナー報告です。
当院はスタッフにめぐまれており、大変ありがたいのですが、より高いレベルを目指すため!!!
(もちろん自分自身の成長のためにも!!!)
9/6日曜日、院長、チーフと共に ” 行動科学 ” のセミナーに行って参りました。
事前学習の課題図書で予習をしつつ。。。
講師は日本の行動科学マネジメントの第一人者、石田淳さん。
行動科学とは、精神論とは一切関係なく、行動にのみ焦点をあてる科学的で実用的なマネジメント。
この技術は企業、組織のマネジメントのみならず、ビジネスパーソン個人が自ら成長する際に今後必要になってくる「セルフマネジメント」にも活用できる手法として各方面から注目を浴びているそうです。
行動科学の起源は「行動科学分析学」という学問にあります。
これの大きな特徴は
「行動そのもの」
を扱うことにあります。
つまり、人の行動をてがかりに「心」や「意識」を明らかにしようとするのではなく、むしろ反対に「意識」「認知」さえも行動の一部とみなし、徹底的に「行動そのもの」を研究していくのです。
行動は
目に見えます
第三者によって観察、計測することができます
努力する
ダイエットする
頑張る これは行動ではありません
行動科学には「計測できる」「観察できる」「信頼できる」「明確化されている」の頭文字をとった
「MORSの法則」というものがあります。
毎日本を読む
週に2回ジョギングをする
車を運転する これが行動です
いつ、誰が行っても、同じ結果になること。
それが科学というものであり、行動科学マネジメントが他のマネジメント手法とは大きく異なっている点です。
欧米では世界に名だたる企業をはじめ、600社以上の企業や団体、官公庁などがこのマネジメント手法を導入しているそうです。
ビジネスとは行動の集積である
組織、企業、恋愛、子育て、人間の営みは全て「行動の集積」なのです。
組織を変えたければ行動を変えるしかありません。
経営者からアルバイトまで全員が「成果に結びつく行動」をとるようにするのです。
例えば出来ない部下に「もっとがんばれ」「気合いがたりない」「根性みせろ」と叱咤激励しても全く効果がありません。具体的な行動を指示しそれを自発的に継続するような環境を整えていくことが重要だということです。
チェックリストなどを活用しながら、「やり方」を理解したら「続け方」を身につける。
ちょっとおおまか過ぎてわけわからなくてすみません。
出版されている本もとても読みやすく、面白いです。
興味のあるかたは是非!!
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